創建年代は不詳だが、尓波県連苗(にわの あがたのむらじ なえ)の末裔で神主の村瀬宮内が記した「尾張州従三位下埜天神住吉大明神詞記」によれば、慶雲・大宝年代(701年 - 707年)以前の創建という。また、「尾張徇行記」には孝徳天皇治世の白雉4年(653年)8月18日に鎮座したという記述がある。この内容からは氏子の護り神として楉埜大神を祀り、その後、摂津国・住吉大社の御分霊を祀ったと考えられている。
以前は住吉大明神と称していたが、明治4年10月に楉埜神社と改称された。また、翌年3月には無格社から郷社となった。
明治40年10月26日、供進指定を受けた。