横見神社は、社地域にある 「式内社」 のひとつて、祭神は 「大山津見命」 といわれています。
「式内社」とは、醍醐天皇の命令により、平安時代中期に編さんされた 「延喜式」 という法令集に記載されている神社のこと です。 現在の社地域には、この式内社が8社あることから、 通称 「式内八社」 と呼ばれています。
日本では古くから、山や巨岩滝などが霊場として信仰されています。社殿の延長線上に遠く櫃ヶ山を遥拝できること、また、 かたべ 正面は、 佐波良神社・形部神社の方に向いていることから、雲山や他の 「式内社」 との関係をもとに、この場所に神社が設定さ れたものと推察されています。