いつ頃、誰が、どんな理由で祀り始めたのか不明ですが、上山口地区の守り神として大切に祀られています。
稲荷信仰では、地名を冠して呼ばれることも多いので、鎮座地字名の「城ノ垣内」をとって、城垣内稲荷となったようです。
「城垣内」というのは、城の屋敷内ということで、そこには城か砦があったと思われます。伝承によると、安土桃山時代に丸山山頂にあった丸山城(山口五郎左衛門の居城)の出城がここにあったといわれています。
昭和57年(1982年)に、敷地を整備し、拝殿が新築されました。毎年5月の連休最終日には、参道に大きな幟が立てられ、大祭が執り行われます。(境内掲示板より)