とんじょうじ
京都府南丹市美山町下吉田堂山1-1
民話「吼える龍」 村人が大雨で流された本堂の建て直しを若狭の大工に頼んだ。働き者の大工は、毎晩寝泊まりした部屋で龍を彫っていた。本堂完成後、大工は若狭に帰ったが、龍は未完成のまま部屋に置かれていた..
民話「吼える龍」 村人が大雨で流された本堂の建て直しを若狭の大工に頼んだ。働き者の大工は、毎晩寝泊まりした部屋で龍を彫っていた。本堂完成後、大工は若狭に帰ったが、龍は未完成のまま部屋に置かれていた。その部屋からなぜか毎日コトコト音がするので、村で「そりゃあ、彫りかけの龍が吼えているのだ」という噂になり、近くの大工に頼んで仕上げてもらうことにした。それはそれは見事な龍が完成し、音もしなくなった。この龍は今でも頓乗寺の向拝に納められている。(美山町宮島振興会「ウォーキングマップ」より引用)
圓融山
浄土真宗
大谷派
南丹市営バス「武柾前」バス停すぐ
10分