あたごじんじゃ
岐阜県揖斐郡大野町稲富字天王山2589番地の1
大野町大字稲富は往年五ツの社が合併して誕生したのである。この一つの村である来松村があった。この村は式内来松神社の氏子として往古から維持し来た同神社は徳川末期迄大垣戸田藩より領米を得て来たが、維新後は..
大野町大字稲富は往年五ツの社が合併して誕生したのである。この一つの村である来松村があった。この村は式内来松神社の氏子として往古から維持し来た同神社は徳川末期迄大垣戸田藩より領米を得て来たが、維新後はその収入がなく、僅かな氏子では到底困難となった。偶々五ヶ村が合併して福富となったので、来振神社も新発足した稲富村の惣社とすることとなった処が旧五ヶ村の内四ヶ村はそれぞれ氏神として神社があったが、来振部落だけがないことになったので、標高317?bの山頂に鎮座の来松神社への参道の中腹に愛宕神社があったのを来松部落の氏神として引き受けてゐた処住友セメント会社の創設によって来振神社と共に移転と決定して現在の地に遷宮した。
火之加具土神(ほのかぐつちのかみ)
(旧暦)8月8日
あり