ふかいじんじゃ
大阪府松原市小川5丁目26−4
深居神社は、小川町の西北字馬場筋にあり、品陀別命を祀る。社伝によると、創建は養老元年(717)に、もと津堂若林大堀小川川辺の総産土神であったが、中世の元弘建武の兵乱(1331~35)に分離して、小川..
深居神社は、小川町の西北字馬場筋にあり、品陀別命を祀る。社伝によると、創建は養老元年(717)に、もと津堂若林大堀小川川辺の総産土神であったが、中世の元弘建武の兵乱(1331~35)に分離して、小川町だけの産土神となる。 本殿は一間社流造の柿葺で、海老虹梁の湾曲が少なく、昇高欄の曲線も古式で相対的に抑制のきいた彩色のない上品な意匠である。天井梁裏に万治3年(1660)に「大工松村長右衛門正次と土屋長九郎」の棟札があり重要な建物である。 拝殿には寛政4年(1792)の棟札もあり、寛政5年の絵馬もある。境内に歯神さんの石があり、昭和10年(1935)に二個の須恵器が見付かり、境内はもと古墳址ではないかと思われる。
品陀別命
養老元年(717)
10月15日