さいほうじ
福岡県筑紫野市天山234
ご本尊は行基作と伝わっています。 元々噂に霊験あらたかな阿弥陀佛像であったことから、源平の時代に平重盛がこれを護り本尊とし崇めていました。 源氏に追われた平家は西海に流され、壇ノ浦で最期を迎えま..
ご本尊は行基作と伝わっています。 元々噂に霊験あらたかな阿弥陀佛像であったことから、源平の時代に平重盛がこれを護り本尊とし崇めていました。 源氏に追われた平家は西海に流され、壇ノ浦で最期を迎えました。佛像はその後大宰府に残され、国司によって筑前天山の御堂に安置されました。 さて、康安元年(1361年)、大宰府の主大鳥居信高は、筑後水田庄に館を建て、筑前・筑後・肥前・肥後・豊後の五国に天満宮領を抱え、威をふるっていました。
この寺の起源は今より千三百年前奈良白鳳時代にさかのぼります。 当初は法相宗の寺院でしたが、鎌倉~室町の戦乱期に幾度と無く焼失しました。 天文~永禄年間、四十八ヶ寺復興の折、僧行明はここに浄土宗寺院を建立しました。 雄大かつ荘厳な...
龍天山
無量壽院
浄土宗
承安五年(1175年)
阿弥陀如来
念譽行明
有り