あきづきはちまんぐう
福岡県朝倉市上秋月1717
当社は、平安時代中頃の天慶3年（940年）、朝廷に謀反を起こした藤原純友に対する追捕使（警察・軍事的官職）として当地に来た大蔵春実（おおくらのはるざね）が、神功皇后の旧地とされる宮の丘（現地周辺）で..
当社は、平安時代中頃の天慶3年（940年）、朝廷に謀反を起こした藤原純友に対する追捕使（警察・軍事的官職）として当地に来た大蔵春実（おおくらのはるざね）が、神功皇后の旧地とされる宮の丘（現地周辺）で戦運を祈願したところ、たちまち純友の乱を平定することが出来たことから、天慶9年（946年）に、武人の守護神として神社を建立したことに始まるとされる。その後、鎌倉時代に遷り、建仁3年（1203年）、秋月氏の祖といわれる秋月種雄公（あきづきたねかつ：大蔵春美の八世孫）が秋月の地に移り住むようになり、現在の本宮を造営したと伝えられる。そして、秋月氏によって400年にわたって代々修造が加えられて多くの信仰を集めて来たが、秋月氏の高鍋への移封によって久しく退廃していったという。そして、江戸時代に入り、秋月藩に初代藩主として黒田長興公（くろだながおき）が就任すると、以来15年ごとに数次にわたって社の本宮、拝殿の改修が行われたという。
朝倉市秋月地区に鎮座します。946年創建の歴史ある神社で，帆船六艘図や武芸奉納額などの絵馬が掲げられています。
品陀和気命（応神天皇） 『品陀和気命』は、第15代天皇『応神天皇』の諱（いみな）。父『仲哀天皇』、母『神功皇后』の間に生まれた第四皇子である。
県社
天慶9年（946年）
西日本鉄道甘木線／甘木鉄道甘木線「甘木」駅より徒歩約91分 甘木観光バス秋月線「博物館前」より徒歩約15分
無し
