かくおうじ
愛知県丹羽郡扶桑町高雄字南屋敷135
元徳2年(1330年)に天台宗の小本山として創建された。 文明年間(1469年 - 1487年)、火災に遭って宝蔵を含め堂宇をすべて焼失した。 永正7年(1510年)9月、14世・友峯宗益和尚が..
元徳2年(1330年)に天台宗の小本山として創建された。 文明年間(1469年 - 1487年)、火災に遭って宝蔵を含め堂宇をすべて焼失した。 永正7年(1510年)9月、14世・友峯宗益和尚が北海道(現・扶桑町高雄北海道)に金華山覚王寺の名で再興し、臨済宗に改めた。このため宗益和尚を開山(中興開山)と定めている。和尚はこののち龍泉寺(山那字大持)に移り、桃林寺(各務原市前渡東町)のもとになった辻堂を建てるなどしている。 享保14年(1729年)、現在地に移転される。 明治5年(1872年)、仮義校が寺の境内に設けられた。初代校長には儒学者・村瀬太乙が招聘された。仮義校は現在の高雄小学校である。 明治9年(1876年)、現在地である中海道に移転された。 現本堂は文化11年(1814年)、現庫裡は天保11年(1840年)、現大日堂は寛政6年(1795年)、現山門は明治35年(1902年)年、現鐘楼は昭和9年(1933年)にそれぞれ建立されたもの。これらは平成17年(2005年)に国の登録有形文化財に指定された。
高雄にある臨済宗妙心寺派の寺院。
金華山
臨済宗
臨済宗妙心寺派
末寺 ・白雲寺 ・仙林庵
1330年(元徳2年)
十一面観世音菩薩
1510年(永正7年)9月
友峯宗益
金華山覚王寺
扶桑廿一大師第21番札所
本堂 庫裏 大日堂 鐘楼 山門 (以上国指定有形登録文化財)
無料
有り