いわとじんじゃ
鹿児島県鹿屋市大姶良町516
旧二月初午祭~ベブンコ祭り 四・五才の男児等が牡牛像を曳き、伶人等が田植え歌を奏し、神舞が舞われる中、田植えの神事を行う。当地ではこの神事を「ベブンコ祭り」と云う。明治三四・五年頃古来の牡牛像が朽損..
旧二月初午祭~ベブンコ祭り 四・五才の男児等が牡牛像を曳き、伶人等が田植え歌を奏し、神舞が舞われる中、田植えの神事を行う。当地ではこの神事を「ベブンコ祭り」と云う。明治三四・五年頃古来の牡牛像が朽損し途絶していたが、その後新造され、昭和五十六年に地元関係者により復活され、現在では町内会が引き継いで執行している。往古より大姶良郷の宗廟としての衆民尊崇が厚い。横尾岳の御在所山八合目のあたりに、高さ周囲共二十米程の巨岩があり、その東側と北側は断崖になっている。巨岩の南側直近に二つの石が人字型に寄り重なり、トンネルを形成している。御神体はこの巨岩であり、岩戸宮と称され、現在は岩の前に小社を建て、龍人頭の木像を安置して御神体としている。現在地の社殿は、参拝者の便を計り、遥拝所近戸宮として造立されたものである。創建は詳らかでないが、永禄十一年三月、肝付氏の臣という鳥越刑部左衛門尉岩吉が再興したと伝える。またその後、明暦四年三月本殿が改修され、大工児島平左衛門とある。諸種の流行病、特に痘瘡を軽くする神として知られ、流行の折は遠くから参詣人が訪れたという。早魃のときに雨乞いをすれば、三日の内に降雨あらざるなしと言い伝える。また、岩戸宮の岩の上の水たまりに鮒二尾と白鶏が住んでおり、これを見ると盲目になるといい、そのためこの地では鮒を取らないという伝えもある。
天日別命(アメノヒワキノミコト) 大己貴命(オオナムチノミコト)
郷社
10月30日
無料
特になし (近くに車が4,5台停められる広場が有ります。)
無し