わかさおにがじょう
鳥取県八頭郡若桜町若桜
若桜宿の南側にそびえる鶴尾山(452m)に築かれた若桜鬼ヶ城は播磨・但馬両国に通じる街道の結節点に位置しており、元和3(1617)年に廃城になるまでは因幡の重要拠点として栄えました。 中世期に..
若桜宿の南側にそびえる鶴尾山(452m)に築かれた若桜鬼ヶ城は播磨・但馬両国に通じる街道の結節点に位置しており、元和3(1617)年に廃城になるまでは因幡の重要拠点として栄えました。 中世期に矢部氏によって築かれたと考えられています。 戦国期は尼子・毛利・織田などの有力大名が重要拠点であったこの地を巡って、激しい攻防を繰り広げ、羽柴秀吉による因幡平定後は木下氏、山崎氏と城主が代わりました。 その後池田光政が鳥取城に入ると一国一城令によって廃城となりました。 現在も本丸、二の丸、三の丸などに石垣が残り、典型的な山城の形態をとどめています。古い時期の城跡が新しい城跡とは別に残っていることや「廊下橋虎口」など他の城では見られない貴重な遺稿が残っていることから平成20年3月に国史跡として指定されました。 (若桜町観光協会ホームページより)
若桜鉄道若桜線若桜駅より徒歩