こうそうじ
栃木県芳賀郡芳賀町祖母井870
当山の開基は、天慶九年(九四六年)とも応永十年(一 四〇三年)ともいわれ、良慶大和尚が開山した。真言宗豊山派で、本尊は胎蔵界大日如来である。寺伝によると、天文二年十月八日、国家安穏のため祖母井信濃守..
当山の開基は、天慶九年(九四六年)とも応永十年(一 四〇三年)ともいわれ、良慶大和尚が開山した。真言宗豊山派で、本尊は胎蔵界大日如来である。寺伝によると、天文二年十月八日、国家安穏のため祖母井信濃守吉胤が更 に再建すとあり、昔は二㐌格院と申した。 東京湯島の根生院の末寺である。山門は白木の豪壮な 楼門造りで、延宝元年癸卯建立で維親という人が建てたと横堀家の古書にある。寺の棟札には、施主横堀源右衛門常俊とある。昭和四十七年山門修復のとき、屋根裏の 木材に「明和九年発辰」の墨書と、尼子村(現、茂木町天子) 大工中村、小松と書いた墨書があった。この楼門は一説によると、真岡市八条にあった真岡藩主稲葉正成建立の真岡市八条、政成寺の山門といわれ、この墨書は、その時の年代を示すものかと思われる。 境内にある観音堂は、延享三丙寅年法師尊海、尊盛の代、施主横堀仙右衛門によって田野辺邑(現、市貝町田野辺大工永(長)野万右衛門の作である。この観音堂も永年の風雪にたえて、損傷甚しかったので檀徒の浄財により修復された。
開山は西暦1403年(応永10年正月)良慶大和尚の創立です。 真言宗豊山派、本尊は胎蔵大日如来です。 西暦1533年(天文2年10月8日)、国歌安穏のため祖母井信濃守が再建しました。
密興山
地蔵院
真言宗
豊山派
1403年(応永10年正月)
胎蔵大日如来
良慶大和尚
1533年(天文2年10月8日)
祖母井信濃守
真言宗 豊山派 密興山 地蔵院 高宗寺
高宗寺の楼門/芳賀町指定有形文化財
□JRバス宇都宮支店~JR宇都宮駅~鐺山~道場宿・清原台団地・芳賀水橋~祖母井~茂木 祖母井バス停 から徒歩4分(299m) □真岡鐵道真岡線多田羅駅 から徒歩58分
有り