がっさんじんじゃ(こかるまい)
岩手県九戸郡軽米町大字小軽米 12―9
文禄4年(1595)郷士小軽米越前氏の建立にして、武運長久・五穀成就の祈願所なり。小軽米氏は青森県むつ市の田名部より月山大権現を勧請したという。 その後、同氏の後継者越了氏が社殿を改築し、地方民..
文禄4年(1595)郷士小軽米越前氏の建立にして、武運長久・五穀成就の祈願所なり。小軽米氏は青森県むつ市の田名部より月山大権現を勧請したという。 その後、同氏の後継者越了氏が社殿を改築し、地方民も産土神として尊崇するようになった。明治に入り八戸藩寺社奉行津村琢磨氏の命により、米田牛ヶ沢の地より、村の中心部である現在地に奉遷し、明治4年(1871)3月村社に列格す。昭和3年(1928)9月現在の社殿が建立され、昭和20年(1945)より宮司本務の神社となる。昭和41年(1966)社殿屋根葺替。昭和50年(1975)拝殿幣殿の改装、玉垣の新設。昭和61年(1986)陛下御在位60年を奉祝し、神社創建390年を記念して参集殿を建築、由緒板の新設、境内の諸整備を行なう。 月山様は古典に馬上の武神として現れることから、神前を通る時は馬から降りなければ鳴らなかった。 旧3月3日の湯立神事は五穀豊穣の豊凶を卜し、そのお湯を含めば、身体健康延命長寿が叶うとされる。
月讀命
文禄4年(1595
例祭 旧8月3日